SEMICON BLOGhttps://semicon-blog.com半導体業界に転職したエンジニアが日々の学びをアウトプットSun, 05 Jan 2025 00:03:35 +0000jahourly1https://semicon-blog.com/wp-content/uploads/2024/03/cropped-semiblo-32x32.pngSEMICON BLOGhttps://semicon-blog.com3232 半導体のモールディングの解説と主な装置メーカーを紹介https://semicon-blog.com/molding/Sun, 05 Jan 2025 00:03:35 +0000https://semicon-blog.com/?p=1203

ワイヤーボンディングが終わったら、樹脂で固めることで半導体のパッケージは完成です。 これまでの工程で製造された半導体チップは、非常に繊細で衝撃や汚染にとても弱いです。モールディングは、半導体チップを外部環境から保護し、耐 ... ]]>

ワイヤーボンディングが終わったら、樹脂で固めることで半導体のパッケージは完成です。

これまでの工程で製造された半導体チップは、非常に繊細で衝撃や汚染にとても弱いです。モールディングは、半導体チップを外部環境から保護し、耐久性や信頼性を向上させるために行われます。

今回は、チップを保護するモールディングの概要、そして主な装置メーカーについての解説です。

モールディングとは

モールディング(Molding)は、ワイヤーボンディングが終わったチップを外部環境から保護するためにエポキシ樹脂などを用いて封止するプロセスです。

この工程の目的は、以下のような半導体デバイスの保護です。

  • 物理的保護: 外部からの衝撃や摩耗を防ぐ。
  • 電気的絶縁: チップ表面や配線を外部の電気的干渉から守る。
  • 環境耐性向上: 温度、湿気、化学物質などからの影響を軽減。

モールディングの工程

モールディングは、主に以下のような手順で行われます。

リードフレームを下部金型にセットする

ボンディング工程で接続されたリードフレームとチップを160~180度に加熱された下部金型にセットし、上部金型で蓋をします。上部金型に圧力をかけて、金型とリードフレームを密着せます。

ポット部から樹脂を投入する

ポット部から金型の間に熱硬化性エポキシ樹脂を投入し、プランジャで押し込みます。投入時のエポキシ樹脂は固形ですが、金型の熱によって液状になります。

樹脂を硬化させる

プランジャによる加圧でエポキシ樹脂を金型全体に行き渡らせたあとは、エポキシ樹脂が硬化するまでそのままの状態を保持して待ちます。

リードフレームを取り出す

樹脂が硬化したら金型を外し、所定の温度で加熱することで樹脂を完全に硬めます。

モールディングの種類

モールディングにはいくつかの種類があり、デバイスの用途や形状に応じて選択されます。

トランスファーモールド

上記で解説した方式がトランスファーモールドです。

最も一般的な方法で、溶融した樹脂をプランジャで金型に圧送し、硬化し封止する方法です。大量生産に適しています。

コンプレッションモールド

金型に液状もしくは顆粒状の樹脂を入れ、溶融した後にチップを浸し入れて樹脂成形する樹脂封止方法です。

主な装置メーカー

モールディング装置の主要なメーカーには以下のような企業があります。

TOWA株式会社

TOWA株式会社は、半導体製造装置と超精密金型の開発・設計・製造・販売を主な事業とする京都に本社を置く企業です。

世界に先駆けてマルチプランジャでの全自動半導体樹脂封止装置を開発して以来、半導体モールディング市場において、リーディングカンパニーであり続けています。また、最先端封止技術として新たに開発したコンプレッション方式で、市場のニーズを先取りしています。

モールディング市場において、世界シェア60%以上を占めるグローバルリーダーです。

アピックヤマダ株式会社

アピックヤマダ株式会社は、特にモールディング装置の開発・製造・販売を行う企業です。現在はヤマハロボティクスホールディングスの傘下にあります。

日本で初めて半導体チップをパッケージングする樹脂封止金型を開発・製造しました。

まとめ

モールディングは、半導体チップを外部環境から保護し、性能を最大限に発揮させるために不可欠な工程です。

これで半導体のパッケージとしての形は完成しました。

最後にファイナルテストを行い、半導体の性能を評価して製品として出荷することになります。

参考文献

  • 佐藤淳一「図解入門 よくわかる半導体プロセスの基本と仕組み」、秀和システム (2020/8/29)
  • エレクトロニクス市場研究会「図解即戦力 半導体業界の製造工程とビジネスがこれ1 冊でしっかりわかる教科書」、技術評論社 (2022/3/2)
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【半導体製造装置メーカー】ディスコの特徴を徹底解説https://semicon-blog.com/disco/Mon, 30 Dec 2024 04:46:24 +0000https://semicon-blog.com/?p=1185

ディスコは、半導体製造装置メーカーの中でも特に「ダイシング」や「研削」などのプロセスに特化した企業です。 高い技術力により、ダイシング装置の分野では世界市場の約70%のシェアを占めています。また、高年収の企業としても有名 ... ]]>

ディスコは、半導体製造装置メーカーの中でも特に「ダイシング」や「研削」などのプロセスに特化した企業です。

高い技術力により、ダイシング装置の分野では世界市場の約70%のシェアを占めています。また、高年収の企業としても有名で、年収は1,000万円を超えています。

本記事では、ディスコの特徴について詳しく解説します。

ディスコの基本情報

ディスコの主な事業内容は、ダイシングソーやグラインダーなどの半導体製造装置の製造・販売と、ダイシングブレードなどの製造・販売です。特にダイシングソーとグラインダーは、世界トップクラスのシェアを誇ります。

ディスコは、1937年5月に工業用砥石メーカーの「第一製砥所」として創業しました。1940年に組織を有限会社第一製砥所に変更し、本社を東京都神田に移転しました。その後、電力計メーカーからの依頼で厚さ1.2ミリの高精度薄型砥石を開発しました。更に砥石の薄型化をさらに進め、1968年に厚さ40ミクロンの超極薄砥石「ミクロンカット」の開発に成功しました。しかし、加工中に砥石が割れるというクレームが発生しました。世の中に高精度の砥石を扱える切断装置が無かったので、自ら切断装置を開発することになりました。

このように、事業内容が砥石メーカーから砥石を用いた精密加工装置メーカーへと変化してきたことから、1977年に英語社名の「Dai-Ichi Seitosho CO., Ltd.」の頭文字をとって、社名を「DISCO」に変更しました。

会社情報

主な会社情報は下記の通りです。

設立1940年3月2日
上場1989年10月31日
事業内容1. 精密加工装置の製造ならびに販売
2. 精密加工装置のメンテナンスサービス
3. 精密加工装置のオペレーションやメンテナンスの研修サービス
4. 精密加工装置の解体リサイクル事業
5. 精密加工装置のリースおよび中古品売買
6. 精密加工ツールの製造および販売
7. 精密部品の有償加工サービス
業種名機械
本社東京都大田区大森北2-13-11
従業員連5,179名 単3,451名
平均年齢37.0歳
平均年収1,507万円
URLhttps://www.disco.co.jp
2024年12月現在

直近の業績

直近3年の業績です。

売上高営業利益経常利益利益
2022.3253,78191,51392,44966,206
2023.3284,135110,413112,33882,891
2024.3307,554121,490122,39384,205
※単位は百万円

売上高、利益ともに右肩上がりになっています。

今後も、AI半導体向けに業績の拡大が見込まれています。

ディスコの特徴

「切る」「削る」「磨く」の3種類の加工に特化

ディスコは、「切る」「削る」「磨く」の3つの技術に特化して事業を展開しています。

「切る」加工とは、半導体製造工程におけるダイシングにあたります。ダイシングは後工程の第一段階で、シリコンウェーハを集積回路ごとの細かいチップに切り離す工程です。ディスコのダイシングソーは、1/10000 mmレベルの寸法をコントロールし、割れ・欠けを抑えた品質で、小さく切ることができます。

出典:ディスコ

「削る」加工とは、半導体製造工程におけるバックグラインディングにあたります。シリコンウェーハは、半導体製造プロセスに耐えうる剛性を保つために、直径150 mm(6インチ)の場合は厚さ0.625 mm、200 mm(8インチ)では厚さ0.725 mm、300 mm(12インチ)では厚さ0.775 mmとされています。しかし、パッケージングする時には、この厚みは必要ないので裏面を研削します。ディスコのグラインダーでは、5 µmレベルまで薄く削ることが可能です。

出典:ディスコ

「磨く」加工とは、半導体製造工程におけるバックグラインディング後のストレスリリーフにあたります。バックグラインディング後のウェーハは残留する微細なダメージにより割れやすい状態です。ストレスリリーフは、微細なダメージ層を除去することでウェーハは割れにくくする効果があります。

出典:ディスコ

高い市場シェア

ディスコのダイシングソーは70%の市場シェアを持っており、2位の東京精密の19%を大きく引き離しています。また、グラインダーも60~70%のシェアがあります。

出典:経済産業省 マイクロエレクトロニクスに係る産業基盤実態調査

シリコンウェーハの加工には、高い技術力が求めれれます。ディスコは、「切る」「削る」「磨く」の3つの技術に特化した結果、競合他社よりも優れた製品を多くの半導体メーカーに提供しています。

独自の企業文化

ディスコ独自の企業文化や社内制度で、「DISCO VALUES」や「Will会計」があります。

「DISCO VALUES」は、企業としての目指すべき方向性や経営の基本的なあり方、一人ひとりの働き方など、さまざまな観点から「あるべき姿」を明確にした企業理念です。1997年から運用が始まり、項目の追加や見直しをしながら200を超える項目が明文化されています。価値観を共有することで、社員同士や経営者が同じ方向に向かって行動ができるので、強い組織にすることができます。

「Will会計」は、Willという社内通貨を用いて業務やサービス、備品等を金額換算し、収支を管理するものです。Willによる収支の見える化により、社員は客観的・定量的に自分のパフォーマンスを把握することができます。社内の仕事をWillで発注できる「社内オークション制度」や、賞与の一部が所属部門や個人のWill 収支に応じて金額が連動する「Will賞与」といった独自の制度があります。

出典:ディスコ

まとめ

ディスコは、半導体製造工程における「切る」「削る」「磨く」という領域で圧倒的なシェアと技術力を持つ企業です。

また、高い年収と独自の社内制度で、仕事に対するモチベーションを高く維持できる環境が整っていると言えます。

良い待遇を用意することで優秀な人材が集まり、イノベーションがうまれることで、会社としても更に成長していくことでしょう。

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ムーアの法則とは?初心者向けにわかりやすく解説https://semicon-blog.com/moores_law/Wed, 11 Dec 2024 14:53:52 +0000https://semicon-blog.com/?p=1158

パソコンやスマートフォンなどの電子機器は、年々性能を向上させながら、小型化されてきました。 その背景には、ムーアの法則と呼ばれる重要な概念によって半導体技術の進化が支えられてきました。 本記事では、ムーアの法則の意味やそ ... ]]>

パソコンやスマートフォンなどの電子機器は、年々性能を向上させながら、小型化されてきました。

その背景には、ムーアの法則と呼ばれる重要な概念によって半導体技術の進化が支えられてきました。

本記事では、ムーアの法則の意味やその影響について、初心者の方にも分かりやすく解説します。

ムーアの法則とは

ムーアの法則は、「半導体の集積度(チップに搭載できるトランジスタの数)は18~24ヶ月ごとに倍増する」という経験則です。この法則は、1965年にインテルの共同創業者であるゴードン・ムーア氏が提唱しました。これまで、半導体の性能向上を予測する際の指標や、研究開発の目標として広く用いられてきました。

24ヶ月で集積度が2倍になるということは、5年後には5.66倍、10年後には32倍、15年後には181倍、20年後には1024倍ということになります。トランジスタの数が増えると、同じチップサイズでも計算能力が飛躍的に向上し、デバイスがより高性能かつ低コストで製造できるようになります。

出典:Wikipedia

ムーアの法則による影響

ムーアの法則は半導体業界に多大な影響を与え、約50年にわたって技術革新の目標として機能してきました。その主な影響は以下の通りです。

技術革新の加速

半導体企業が2年ごとに集積度を2倍にするという目標に向けて、積極的に技術開発を進めました。

微細化技術の進化には、特に露光技術の革新が欠かせません。これまで半導体業界では、露光装置の光源を波長の短いものへと変更し続け、微細化技術を進化させてきました。露光波長が短いほど、細かいパターニングをすることができ、集積密度を上げることができるからです。最先端の露光技術では、波長が13.5nmの極端紫外線(Extreme Ultraviolet:EUV)を用いたEUV露光装置が実用化されています。

これにより、半導体の微細化技術が急速に進歩し、より高性能な半導体製品が次々と生み出されました。

製品の小型化・高性能化・低電力化

トランジスタの微細化により、電子機器は同じ面積でより多くの機能を実現できるようになり、小型化しながらも高性能化を実現してきました。

これは、トランジスタを小型化するほど、性能も向上するという事実を理論的に示したスケーリング則に基づいています。例えば、トランジスタの寸法を半分にすると、同じ面積に4倍のトランジスタを搭載でき、各トランジスタの消費電力は1/4になります。

また、単位面積あたりのトランジスタ数が増加し、製造コストの低減が実現しました。

これらにより、より安価で高性能な電子機器が一般消費者にも手の届くものとなりました。

ムーアの法則の限界

近年、ムーアの法則が提唱された当初のペースを維持することが難しくなってきています。その理由は、トランジスタのサイズが物理的限界に近づきつつあり、従来のスケーリング則に沿った性能向上は、すでに限界に達しつつあるためです。そこで今日では、「モア・ムーア」と「モア・ザン・ムーア」と呼ばれる、2つの新しい技術開発の方向性に分けて議論されるようになってきました。

「モア・ムーア」と

モア・ムーアとは、新素材や新構造を導入し、従来の半導体の集積化を継続して汎用トランジスタ回路をより高速・高機能化することを目的としています。

特徴としては、最先端の製造ラインを使用して、1nm以下のプロセスや3次元集積化を目指した技術開発を推進しています。これを実現させるには、大規模な設備投資が必要となります。

「モア・ザン・ムーア」とは

一方、モア・ザン・ムーアとは、微細化・集積化に頼らないデバイス性能の向上を目的としてます。

具体的には、半導体チップに不揮発記憶素子やMEMS、各種センサなどの新機能を追加・融合することで、微細化の限界を超えて半導体の性能向上を目指します。

モア・ムーアのような大規模な製造ラインや工場は不要で、製造コストを削減できる可能性があります。また、先進パッケージング技術の活用により、前工程よりも後工程(パッケージング)の重要性が増加しています。

まとめ

ムーアの法則は、半導体業界の進化を支えてきた重要な概念です。

この法則により、私たちは高性能な電子機器を手頃な価格で利用できるようになりました。

しかし、技術的な限界も見え始めており、新しいアプローチが必要となっています。

参考文献

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中小メーカーから大手メーカーへの転職は難しい?転職を成功させるための3つのポイントを紹介https://semicon-blog.com/change-to-a-manufacturer/Tue, 03 Dec 2024 22:37:00 +0000https://semicon-blog.com/?p=1128

中小メーカーで働いていて、次のような悩みを抱えていませんか? 「大手メーカーのような安定した環境で働きたい」 「年収や福利厚生を改善したい」 しかし、実際に転職を考えると「中小メーカーから大手メーカーへの転職はハードルが ... ]]>

中小メーカーで働いていて、次のような悩みを抱えていませんか?

「大手メーカーのような安定した環境で働きたい」

「年収や福利厚生を改善したい」

しかし、実際に転職を考えると「中小メーカーから大手メーカーへの転職はハードルが高いのでは?」と感じる方も多いかもしれません。

この記事では、自動車関連の中小メーカーから電気部品の大手メーカーに転職した筆者の体験談をもとに、大手メーカーへの転職を成功させるポイントについて紹介します。

大手メーカーへの転職が難しいと言われる理由

一般的に中小メーカーから大手メーカーへの転職は簡単ではありません。

その理由として、以下のような事が挙げられます。

  • 人気があり競争率が高い
    知名度の高い大手メーカーには多くの求職者が集まるため、競争率が高くなる傾向です。
  • 求められるスキルや経験のハードルが高い
    大手メーカーでは、専門性の高いスキルや経験が求められることが多いため、学歴や中小メーカーでの実績が必要になるケースもあります。

しかし一方で、転職市場は活況で、下記のように採用計画に占める中途採用比率は半数に迫って来ています。

2024年度の採用計画に占める中途採用比率は過去最高の43.0%と5割に迫る水準になった。少子化と人手不足を背景に、中途人材を補充要員ではなく、戦略的に経営に取り込む企業が増えている。新卒中心の採用慣行は転換点を迎えた。

引用元:日本経済新聞

実際に私の職場でも、人手不足もあり、常に中途採用の求人は出されていますが十分に集まっていない状況です。

つまり、ポイントを抑えることで大手メーカーに転職できる可能性も十分にあります。

転職成功のための3つのポイント

ここからは、実際に転職活動をした経験から転職を成功させるためのポイントを紹介します。

現在の職場でスキルを磨く

転職市場や中途採用の場で求められているのは即戦力です。まずは、今の仕事を通じてポータブルスキルを磨くことが重要です。

ポータブルスキルとは、技術的なスキルやコミュニケーション能力、プレゼンスキル、問題解決能力といった特定の業種や職種、時代背景に囚われることのない、汎用性の高いスキルのことを指します。つまり、持ち運べる(ポータブル)スキルのことです。

ポータブルスキルを身に着けていると、特定の業界だけではなく、様々な業界で活躍できる可能性が高まります。

私の場合は、前職は生産技術職で工程の設計や設備の保全をしていたので、設備の保全スキルを転職活動の際にアピールしました。メーカーでは、必ず生産設備を使って製品を生産しているので、設備を修理したり保全ができるスキルは、他社でも通用するスキルです。

また、保全技能士2級の資格を取得していたので、スキルの証明という意味でも資格を取得しておくのもいいと思います。

転職エージェントを利用する

転職を成功させるためには、転職エージェントを活用して、求人情報や選考対策のサポートを受ける事が大切です。特に初めての転職活動の場合は、不安や分からないことがたくさんあるので、失敗をしないためにも利用することをおすすめします。

転職活動は、大きく「事前準備」「書類作成・応募」「面接」「内定・退職・入社」という4つのステップがあり、すべきことはたくさんあります。転職エージェントを活用することで、転職活動の多くの部分をプロにサポートしてもらうことができます。

また、通常の求人サイトには掲載されていない、非公開求人や独占求人に応募できます。⾃分のスキルや経験に応じた求⼈が見つかる可能性が広がり、転職先の選択肢を増やすことができます。

職務経歴書と面接対策に力を入れる

職務経歴書と面接対策は、転職活動の中でも重要なポイントです。

職務履歴書は、採用担当者に自分の業務経験や実績をアピールする重要な書類です。自分の強みを裏づけるエピソードや数字を具体的に記載することで、採用担当者にその強みが入社後にどのような場面で発揮できるのかイメージしてもらいやすくなります。

そして面接対策では、面接の流れを理解して、よく聞かれる質問に対して回答を用意しておくことが大切です。

転職の面接では、一般的に次のような流れになっています。

  • 自己紹介
  • 転職理由
  • 志望動機
  • 自己PR
  • 逆質問

面接で話す内容は事前にしっかりと考えて、繰り返し練習をして自然に話せるようにしましょう。

また、職務経歴書と面接対策は転職エージェントにサポートしてもらえます。プロに職務経歴書を添削してもことでミスに気付けたり、読みやすく訴求力のある職務経歴書を作成することができます。面接対策では、模擬面接や面接後フォローを受けることができます。

メーカー専門の転職エージェント「タイズ」

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出典:タイズ

大手メーカーへの転職を希望されている方は、メーカー専門の転職エージェントの「タイズ」に相談することをおすすめします。

すべての転職支援サービスは無料で受けることができます。

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タイズの概要

タイズは大阪府に本社を置く、日本でも数少ないメーカー専門の転職エージェントです。東京都にも関東支社があります。

2005年の創業以来メーカー一筋で転職支援を行っており、パナソニック・ダイキン・村田製作所など日本を代表する大手優良メーカーへの転職支援実績があります。

大手メーカーとのパイプを築いているため、サイト上には掲載していない独占求人や非公開求人を紹介してもらうことができます。加えて、書類対策から面接対策まで一貫してサポートしてもらえます。

タイズの特徴

①専門性高い転職エージェント

大手エージェントは全国・全業種に対応していることがほとんどですが、タイズは自動車、電機、機械、化学などのメーカーに特化したエージェントです。

各メーカーの仕事内容を把握できるので、現職の悩みや転職で叶えたいことを相談することで、専門性の高い転職支援が期待できます。

また、タイズからしか応募することができない独占求人を多数取り扱っています。下記のような企業との取引があり、多くの支援実績から取引先企業からの信頼が厚いです。

出典:タイズ

②独自の「アナログマッチング®」

一般的な求人マッチングは、「年齢・職種・勤務地・年収」などの情報から機械的にデジタルなマッチングさせるのに対し、アナログマッチング®は、「年齢・職種・勤務地・年収」+「社風・働きごこち」といった情報からコンサルタントが厳選した求人をマッチングさせるタイズ独自の手法です。

正直で親身なコンサルティングを通じて、本当に応募したい厳選された求人だけを紹介してもらえるので、転職活動の効率性、精度と満足度を高めることができます。

出典:タイズ

転職エージェントの利用手順

転職エージェントを利用する手順は以下の通りです。

会員登録

転職エージェントの公式サイトから必要事項を入力して登録します。

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面談・カウンセリング

担当のコンサルタントと対面または電話で面談を行います。現在の状況や希望などについてヒアリングを受けます。

求人紹介

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選考対策

職務経歴書の作成サポートや面接対策を受けられます。

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内定・入社

内定後も入社までサポートを受けられます。必要に応じて条件交渉・入社日の調整・退職交渉のアドバイスなども行ってくれます。

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中小メーカーから大手メーカーへの転職は一見難しそうですが、適切な準備とサポートを受けることで可能性は高まります。

特に、転職エージェントを活用すれば、自分の経験やスキルを最大限に活かせる企業と出会うことができます。

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まずは気軽にエージェントに登録し、転職への第一歩を踏み出しましょう!

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半導体技術者検定の概要と勉強方法を解説https://semicon-blog.com/secc/Mon, 25 Nov 2024 22:39:17 +0000https://semicon-blog.com/?p=1114

「半導体技術者検定ってどんな資格?」 「受験しようと思うけど、どんな勉強をすればいい?」 こういった疑問にお答えします。 半導体技術者検定は、半導体業界の幅広い知識を習得し、キャリアアップを目指す方々にとって有用な資格試 ... ]]>

「半導体技術者検定ってどんな資格?」

「受験しようと思うけど、どんな勉強をすればいい?」

こういった疑問にお答えします。

半導体技術者検定は、半導体業界の幅広い知識を習得し、キャリアアップを目指す方々にとって有用な資格試験です。

半導体技術者検定エレクトロニクス3級を受験して合格できたので、検定の概要と勉強方法について解説します。

半導体技術者検定の概要

出典:一般社団法人パワーデバイス・イネーブリング協会

半導体技術者検定は、一般社団法人パワーデバイス・イネーブリング協会(PDEA)が実施する半導体に特化した資格試験です。この検定は、半導体についての基礎的知識の習得や、半導体チップの品質と信頼性を保証するテストに必要な知識を持つ人材を育成することを目的としています。

受験資格に特に制限はなく、誰でも受験可能です。

試験形式は4者択一方式で、合格基準は45点満点中31点(約70%)以上で合格です。

検定の構成

半導体技術者検定はエレクトロニクス1級から4級まであり、それぞれのレベル感は下記のようになっています。

  • エレクトロニクス4級
    高校卒業以上で、これから半導体について学ぶ方を対象にしています。
  • エレクトロニクス3級
    大学や高等専門学校などの学生と若手エンジニアを対象にしています。
  • エレクトロニクス2級
    中堅エンジニアや経験を積んだ若手エンジニアを対象にしています。
  • エレクトロニクス1級
    半導体チップの開発やそれを応用した機器・システム・サービスの開発に、指導的立場で携わるエンジニアを対象にしています。
出典:一般社団法人 パワーデバイス・イネーブリング協会

エレクトロニクス2級は、半導体の作り手に向けた「設計と製造」、主に使い手に向けた「応用と品質」、電力の効率的な扱いに向けた「パワーエレクトロニクス」の3科目に分かれており、それぞれ別の試験になっています。

エレクトロニクス1級は、エレクトロニクス2級の3科目の検定すべてに合格された方が申請することで認定されます。

受験方法

半導体技術者検定は、CBT試験方式で受験できます。全国47都道府県の360以上の会場でPCを用いて受験します。Webから申込をし、試験期間内に好きな時間に好きな会場で受験できて、試験結果が試験終了後すぐにわかります。

半導体技術者検定は申込期間が約2ヶ月間、受験期間を約2週間とし、年2回の実施しています。また、期間内で複数の資格、複数の科目の受験が可能です。

受験料は以下の通りです。

一般学割申請費
エレクトロニクス4級¥8,250¥6,380
エレクトロニクス3級¥9,900¥6,600
エレクトロニクス2級¥13,200¥9,900
エレクトロニクス1級¥4,400

半導体技術者検定エレクトロニクス3級の勉強方法

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半導体技術者検定エレクトロニクス3級を受験して合格できたので、勉強方法について紹介をします。

半導体技術者検定の問題は公式テキストの中から出題されるので、まずは公式テキストを購入して勉強をしましょう。公式問題集は必須というわけではありませんが、購入しておいてもいいと思います。

さんのう
さんのう

私はまずテキストのみを購入しましたが、テスト問題のイメージができなかったので、後から問題集も購入しました。

受験料が高いので、不合格にならないためにも問題集も用意するのが安心です。

半導体技術者検定エレクトロニクス3級は計算問題は無く、完全に暗記問題です。公式テキストと公式問題集を繰り返し読んで、内容を暗記しましょう。

公式テキストの内容は、半導体の基礎、半導体の品質保証、半導体製品の分類、半導体の試験項目となっています。

半導体の基礎、半導体の品質保証、半導体製品の分類については専門用語が多いので、初学者にとっては覚えにくいかもしれません。理系大学出身の方でしたら比較的理解しやすいと思います。

半導体の試験項目は、具体的な内容になっているのでテキストだけでは理解しにくかったです。用語だけでも暗記するようにしましょう。

勉強時間は、試験日の1ヶ月ほど前から1日に1~2時間のペースで勉強を始めるのがおすすめです。まずはテキストをじっくり読んで内容を理解し、3周以上は繰り返し読むようにしましょう。スキマ時間を活用してテキストを読み返すと効率的です。

試験問題の配点は、半導体の基礎が8点、半導体の品質保証が10点、半導体製品の分類16点、半導体の試験項目が11点でした。

実際の試験は公式問題集の問題よりも少し難しい印象で、公式テキストの細かい内容からも出題されていました。

合格点は45点満点中31点(約70%)以上なので、半導体の基礎や半導体製品の分類といった項目の基本的なところをしっかり押さえていれば十分に合格できると思います。

まとめ

以上、半導体技術者検定の概要と勉強方法について解説しました。

この検定は、半導体業界への就職や転職を考えている学生さんや社会人にとっては、半導体に関する知識のアピールになります。また、既に業界で働いている方のスキルアップに役立ちます。

半導体業界に興味のある方は持っておいても損ではないので、ぜひチャレンジしてみましょう。

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半導体のワイヤーボンディングの解説と主な装置メーカーを紹介https://semicon-blog.com/wirebonding/Sat, 16 Nov 2024 12:58:27 +0000https://semicon-blog.com/?p=1095

ワイヤーボンディングは、ダイボンディングでリードフレームに固定された半導体チップと外部端子を細い金属線で接続する工程です。このプロセスは、電子機器が正常に動作するために不可欠であり、その技術進化は半導体の小型化・高性能化 ... ]]>

ワイヤーボンディングは、ダイボンディングでリードフレームに固定された半導体チップと外部端子を細い金属線で接続する工程です。このプロセスは、電子機器が正常に動作するために不可欠であり、その技術進化は半導体の小型化・高性能化に大きく貢献しています。

今回は、電気的に接続するワイヤーボンディングの解説です。

ワイヤーボンディングとは

ワイヤーボンディングは、半導体チップの電極パッドと外部リードフレームや基板などを金属ワイヤーで接続する工程です。

この接続により、チップ上で生成された信号が外部回路へと送られ、半導体デバイスが機能を発揮できるようになります。

ワイヤーボンディングで使用されるワイヤーの材料は、主に金です。金は高い導電性と酸化に強い特性があるため、長期の信頼性を確保できる材料として広く使用されています。金ワイヤーの太さは、LSIでは最小で15μmほどです。

ワイヤーボンディングは、コスト面や生産性に優れた技術として広く用いられており、多くのパッケージ製品で使用されている接続技術です。

ワイヤーボンディングの工程

ワイヤーボンディングは、以下のようなステップで行われます。

ワイヤー供給

ワイヤーは、ワイヤースプールに巻かれた状態でセットされます。クランパと呼ばれる器具で供給量を調整しながら、キャピラリの先端から引き出されます。

ボンディング

ワイヤーの先端に電気トーチを近づけて、スパークを発生させることで先端を金の球状にします。これをボンディングパッドに押し付けて熱圧着します。熱圧着には、350度での加熱が必要なNTC方式と、熱と超音波のエネルギーを併用して行うNUTC方式という2つの方法があります。低温かつ金属・樹脂を問わず適応ができるため、UNTC方式での熱圧着が主流です。

ループ形成

キャピラリがワイヤーを出したままインナーリードに移動します。移動する際にワイヤーに曲線部をもたせることで、衝撃を軽減する効果を持たせます。これをルーピングと言います。

接続と切断

リードフレームに接続された後、ワイヤーを切断し、次のボンディングポイントに進みます。

主なワイヤーボンディングの種類

ワイヤーボンディングには、以下の主な2つの方法があります。

ボールボンディング


ワイヤ先端にボールを形成し、熱・超音波・圧力を用いて電極に接続します。
接合面積が大きく、信頼性が高いのが特徴です。

ウェッジボンディング


ボールを形成せず、金線を直接電極に接合します。
パッケージの高さを抑えられ、小型化に適しています。

主な装置メーカー

ワイヤーボンディング装置の主要なメーカーには以下のような企業があります。

Kulicke & Soffa

アメリカに本社を置くKulicke & Soffaは、半導体パッケージング装置のパイオニアで、特にワイヤーボンディング装置とダイボンディング装置で世界的に有名です。半導体パッケージング市場において、幅広い技術ソリューションを提供しています。

株式会社新川

2019年7月にヤマハロボティクスホールディングスから新設分割で設立されたのが株式会社新川です。

半導体製造装置の研究・開発・設計・製造・販売および保守サービスを行っています。主な製品には、ワイヤボンダ、ダイボンダ、フリップチップボンダ、バンプボンダなどがあります。新川のワイヤーボンダーは、画像認識技術やデジタル信号処理技術などの最先端の技術を導入して、1/1000ミリという超精密かつ高速な動作環境を実現しています。

株式会社カイジョー

株式会社カイジョーは、超音波技術を基盤としたボンディングや洗浄プロセスのトータルソリューションを提供する企業です。カイジョーは、超音波計測機器メーカーとして創業し、徐々に超音波洗浄などの一般産業事業へと裾野を広げ、1967年に、初めての超音波溶着装置、マニュアルワイヤボンダー「WA-140N」を商品化しました。

ボンダー事業では、半導体アセンブリ工程向けの高速・ファインピッチ対応のボンディング装置を開発・製造しています。

まとめ

ワイヤーボンディングは半導体の製造において欠かせない実装技術となっており、電子機器の小型化や高性能化に大きく貢献しています。

技術革新が進む中、より高精度で効率的なワイヤーボンディング技術が求められており、今後も重要な役割を果たすでしょう。

参考文献

  • 佐藤淳一「図解入門 よくわかる半導体プロセスの基本と仕組み」、秀和システム (2020/8/29)
  • エレクトロニクス市場研究会「図解即戦力 半導体業界の製造工程とビジネスがこれ1 冊でしっかりわかる教科書」、技術評論社 (2022/3/2)
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【半導体製造装置メーカー】アドバンテストの特徴を徹底解説https://semicon-blog.com/advantest/Wed, 30 Oct 2024 16:35:54 +0000https://semicon-blog.com/?p=1085

アドバンテストは、半導体テストシステムの分野で世界トップクラスの技術力を誇るリーディング・カンパニーです。 半導体テストシステムは、半導体デバイスの性能や品質を評価するための重要な装置です。この装置は、半導体デバイスに電 ... ]]>

アドバンテストは、半導体テストシステムの分野で世界トップクラスの技術力を誇るリーディング・カンパニーです。

半導体テストシステムは、半導体デバイスの性能や品質を評価するための重要な装置です。この装置は、半導体デバイスに電気信号を与え、出力される信号を期待値と比較することで、設計仕様通りに動作するかどうかを検査する装置です。これらのシステムは、半導体の開発段階から量産までの様々な工程で使用されます。

本記事では、アドバンテストの特徴を解説します。

アドバンテストの基本情報

アドバンテストの主な事業内容は、半導体試験装置、半導体試験に必要な周辺機器、半導体製造に関わる検査・計測装置の製造・販売およびサービスの提供です。半導体検査装置の大手メーカーであり、特にSoC(システム・オン・チップ)やメモリテスターを始めとする自動テスト装置の分野では世界シェア第1位です。

アドバンテストは、1954年12月に電子計測器専門メーカー「タケダ理研株式会社」として設立されました。創業当初は電圧電流計や周波数カウンタといった単機能の電子計測器を開発・製造していました。1960年代末には半導体産業の発展を予測し、電子計測技術が活かせるテスト・システム市場に参入しました。

アドバンテストの社名の由来は、「Advanced Test Technology」からつくられた造語です。もともと、半導体試験装置のブランド名に使われていましたが、このブランド名の知名度が高まったことと、より簡明かつ先進的な社名にするため、1985年に「株式会社アドバンテスト」へ社名変更されました。

会社情報

主な会社情報は下記の通りです。

設立1954年12月16日
上場1983年2月9日
事業内容半導体・部品テストシステム事業、メカトロニクス関連事業、サービス他
業種名電気機器
本社東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービル
従業員連6,919名 単2,070名
平均年齢46.1歳
平均年収1,005万円
URLhttps://www.advantest.com/ja/
2024年10月現在

直近の業績

直近3年の業績です。

売上高営業利益経常利益利益
2022.3416,901114,734116,34387,301
2023.3560,191167,687171,270130,400
2024.3486,50781,62878,17062,290
※単位は百万円

2023年度は、すべての項目で過去最高を記録しましたが、2024年度は、反動で落ち込んでいます。

しかし、2025年度は、売上高は過去最高になると見込まれています。

アドバンテストの特徴

高度な半導体テスト技術

アドバンテストは、創業以来培ってきた高度な電子計測技術を駆使して、さまざまな半導体のテスト装置を提供しています。特にSoC(システム・オン・チップ)やメモリのテスト装置においては、業界で圧倒的なシェアを持ち、主要な半導体メーカーが同社の製品を採用しています。

下記の分野でアドバンテストのテスト装置が活躍しています。

出典:アドバンテスト

また、同社の主力製品は、次のものがあります。

  • V93000シリーズ: 高度なSoCテスターで、半導体デバイスの複雑なテスト要求を満たす高性能システム。
  • T5800シリーズ: 高速で正確なメモリテストを実現する装置で、DRAMやフラッシュメモリのテストに対応。
  • MT システム: パワー半導体(IGBT、MOSFET、ダイオード、サイリスタ、SiC、GaNなど)の静的・動的パラメータを検証。

アドバンテストの強みは、半導体テストに関する豊富な技術力と、世界中の顧客のニーズに応える製品開発能力です。AIや自動運転技術の進展に伴い、テストの重要性がますます高まっています。

グローバルなサポート力

アドバンテストは、日本国内だけでなく、アメリカ、アジア、ヨーロッパなど世界各地に拠点を持ち、グローバルな半導体メーカーとの密接な関係を築いています。これにより、顧客への迅速なサポートとニーズに応じたソリューション提供が可能となっています。現地サポート力や提案力は顧客から高く評価されており、米国TechInsights社による半導体製造装置メーカー顧客万読度調査において、顧客満足度の高いサプライヤーである「10 BEST」に36年連続で選ばれています。

半導体産業の主要プレイヤーと強力なネットワークを構築し、半導体テスト市場のリーダーとしての地位を確立しています。

半導体業界への転職におすすめのエージェント

最後に半導体業界に興味がある方や転職を検討している方におすすめの転職エージェントの紹介です。

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まとめ

本記事では、半導体製造装置メーカーのアドバンテストについて紹介しました。

アドバンテストは、世界の半導体テストシステム市場をリードする企業であり、その技術力とグローバルな展開力は業界内で高く評価されています。AIや自動運転などの次世代技術の発展に伴い、テスト装置の重要性は今後ますます高まることが予想されます。最新の技術に対応する同社のテストシステムは、半導体メーカーにとって不可欠な存在であり続けるでしょう。

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【3年後の離職率が5%以下】離職率が低く働きやすい半導体関連企業11社を紹介https://semicon-blog.com/turnover-rate/Mon, 21 Oct 2024 16:59:13 +0000https://semicon-blog.com/?p=1070

就職や転職で職場選びに悩んではいないでしょうか? 働きやすい環境を探す際のポイントのひとつが離職率です。離職率の低さで、職場の満足度や働きやすさを判断する事ができます。 社員を大切にする社風、働きやすい環境、充実した福利 ... ]]>

就職や転職で職場選びに悩んではいないでしょうか?

働きやすい環境を探す際のポイントのひとつが離職率です。離職率の低さで、職場の満足度や働きやすさを判断する事ができます。

社員を大切にする社風、働きやすい環境、充実した福利厚生、そして一人ひとりのキャリアを支援する姿勢—。こうした要素が揃っている企業では、自然と離職率が低くなる傾向にあります。

このような企業で働くことは、あなたのキャリアにとって大きな意味を持ちます。安定した環境の中で、着実に経験を積み、スキルを磨いていくことができるからです。

本記事では、就職四季報総合版2025-2026から3年後の離職率が5%以下の半導体関連企業を11社を抽出しました。

ぜひ就職や転職活動の参考にしてみてください。

3年後の離職率とは

3年後の離職率とは、新卒入社した社員が入社後3年以内に離職した割合を示す指標です。この指標は企業の人材定着状況を把握する上で重要視されています。

3年後の離職率が低い企業には、次のような共通点があります。

  1. 業界・事業の特徴
    • 社歴が長く、安定感のある事業を展開している企業が多い
  2. 労働環境
    • 残業が少ない
    • 充実した福利厚生
    • 柔軟な勤務制度
    • 高い有給休暇消化率
  3. 人材育成・評価
    • 適切な人事評価制度

離職率が低い半導体関連企業11社

会社名3年後の離職率(%)平均年収(万円)
セイコーグループ0833
レーザーテック01581
ソニーグループ0.351101
東京エレクトロン0.41398
浜松ホトニクス2.1772
東京応化工業2.6872
ヤマハ2.8893
AGC3863
SUMCO3.6679
三菱電機4.6892
セイコーエプソン4.9800

上記が離職率が低い半導体関連企業のランキングです。

次にそれぞれの特徴を紹介します。

セイコーグループ

セイコーグループの3年後の離職率は0%です。

セイコーグループは、東京都に本社を置く精密機器メーカーです。

日本を代表する時計メーカーで、1881年に服部金太郎が創業した服部時計店を起源とし、140年以上の歴史を持つ老舗企業です。

時計製造で培った技術を活かし、様々な分野に事業を展開しています。半導体関連の事業としては、デバイスソリューション事業で、水晶振動子や水晶発振器用IC、赤外線センサーモジュールなどの電子部品や精密部品の開発製造をしてます。

レーザーテック

レーザーテックの3年後の離職率は0%です。

レーザーテックは、神奈川県に本社を置く電気機器メーカーです。

半導体マスク欠陥検査装置を中核とした、半導体関連装置を中心に開発・製造・販売を行っています。独自の光応用技術を強みに、半導体の微細化や高性能化に貢献しています。

ソニーグループ

ソニーグループの3年後の離職率は0.35%です。

ソニーグループは、東京都に本社を置く電気機器メーカーです。

1950年代、ベル研究所からトランジスタの製造ライセンスを取得し、世界初のトランジスタラジオの製造に成功して、「世界初」「日本初」の製品を多数開発しています。

エレクトロニクス製品から金融、エンターテインメントまで幅広い事業を展開しています。半導体関連の事業としては、CMOSイメージセンサーの開発・製造を行っています。

東京エレクトロン

東京エレクトロンの3年後の離職率は0.4%です。

東京エレクトロンは、東京都に本社を置く電気機器メーカーです。

半導体製造装置とフラットパネルディスプレイ(FPD)製造装置を提供する日本の大手企業です。リソグラフィープロセスにおいてフォトレジストの塗布と現像を行うコータ/デベロッパーは全世界で90%のシェアがあり、半導体製造装置売上高で世界第4位となっています。

浜松ホトニクス

浜松ホトニクスの3年後の離職率は2.1%です。

浜松ホトニクスは、静岡県に本社を置く光関連の電気機器メーカーです。

半導体レーザー、フォトダイオード、光電子増倍管、X線管、分析用光源など光関連で高い技術力を持っています。柱の光電子増倍管は超微弱な光を感知・増幅し、電気信号に変換する装置で、世界シェア9割です。

半導体製造関連機器では、半導体故障解析装置などを製造しています。

東京応化工業

東京応化工業の3年後の離職率は2.6%です。

東京応化工業は、神奈川県に本社を置く化学メーカーです。

1962年に半導体用フォトレジストの国産化を実現。半導体製造に不可欠なフォトレジストをフルラインナップで提供しており、半導体フォトレジストでグローバルシェアNo.1となっています。

ヤマハ発動機

ヤマハ発動機の3年後の離職率は2.6%です。

ヤマハ発動機は、静岡県に本社を置く楽器や音響機器を中心に幅広い事業を展開するメーカーです。

ヤマハ発動機の半導体関連事業としては、子会社であるヤマハロボティクスホールディングスが半導体製造装置(後工程)事業を展開しています。

AGC

AGCの3年後の離職率は3%です。

AGC(旧旭硝子)は、東京都に本社を置く世界最大級のガラスメーカーです。

祖業のガラス技術を基盤に、半導体産業向けの高機能材料分野で競争力を持っています。特にEUV露光用マスクブランクスとセリアスラリーという、最先端チップの製造に欠かせない2つの部材を供給しています。

SUMCO

SUMCOのの3年後の離職率は3.6%です。

SUMCOは、東京都に本社を置く半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う専業メーカーです。

単結晶製造工程とウエハ加工工程に特化して、シリコンウエハ市場で信越化学に次ぐ世界第2位のシェアを持っています。

三菱電機

三菱電機の3年後の離職率は4.6%です。

三菱電機は、東京都に本社を置く総合電機メーカーです。

幅広い事業を展開をしており、特にFA分野やパワー半導体分野で強みを持ち、グローバルに事業を展開しています。半導体・デバイス事業は、パワーデバイスや高周波デバイス、光デバイス、赤外線センサなどを取り扱っています。

セイコーエプソン

セイコーエプソンの3年後の離職率は4.9%です。

セイコーエプソンは、長野県に本社を置く精密機器メーカーです。

プリンターやプロジェクター、パソコン、スキャナーといった情報関連機器、水晶振動子(クォーツ)、半導体などの電子デバイス部品の製造、さらに産業用ロボットや小型射出成形機などの産業用機器の製造を行ってます。

半導体事業では時計用ICをルーツとし、LCDドライバ、ASIC、マイクロコントローラ等に事業領域を拡大させています。

半導体業界への転職におすすめのエージェント

半導体業界に興味がある方や転職を検討している方におすすめの転職エージェントの紹介です。

当ブログがおすすめする転職エージェントは、半導体JOBエージェントです。

出典:半導体Jobエージェント

半導体業界専門の転職エージェントなので、業界に特化した求人の中から提案してもらえるため、効率よく転職活動を進めることができます。

また、半導体業界が未経験でも、ご自身の職歴やスキルによってマッチした求人が見つかると思います。

\専門エージェントならではの非公開求人多数/

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まとめ

本記事では、半導体業界で3年後の離職率が低い企業を紹介しました。

半導体業界は、デジタル社会の基盤を支える成長産業として注目を集めています。この分野で働くことは、将来性のある市場で専門性を磨けるという大きな魅力があります。

離職率の低さは、その企業が提供する「働きやすさ」を示す重要な指標です。安定した環境で長く働ける企業では、着実なキャリア形成はもちろん、ライフワークバランスも充実しやすくなります。

つまり、成長産業×働きやすい環境。この掛け算が、あなたの充実したキャリアを支える土台となるのです。

半導体Jobエージェント

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  • 半導体業界に詳しいキャリアアドバイザーが希望をヒアリングして、最適な求人をご提案
  • 非公開求人を多数保有
  • 半導体業界未経験者でも転職が可能

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参考文献

  • 「就職四季報 総合版2025-2026」、東洋経済新報社 (2023/11/29)
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サイリスタの仕組みと主な種類を解説https://semicon-blog.com/thyristor/Sun, 13 Oct 2024 22:23:18 +0000https://semicon-blog.com/?p=1065

サイリスタ(Thyristor)は、半導体素子の一種であり、電流のスイッチングや制御を行うために用いられます。 高電圧や大電流を制御することができるため、電力制御の分野で幅広く使用されています。特に、電源装置やモーター制 ... ]]>

サイリスタ(Thyristor)は、半導体素子の一種であり、電流のスイッチングや制御を行うために用いられます。

高電圧や大電流を制御することができるため、電力制御の分野で幅広く使用されています。特に、電源装置やモーター制御、照明調光などに欠かせない存在です。

この記事では、サイリスタの基本的な仕組みと、いくつかの主要な種類について解説します。

サイリスタとは

サイリスタは、電流のオン・オフを制御することができる半導体スイッチです。トランジスタのように動作しますが、より高い電力を扱うことができ、特に直流の制御に優れています。

例えば、モーターのスピード制御や照明の調光、電源の整流に使用されることが多く、産業用機器や電力システムなど幅広い分野で活用されています。

サイリスタの仕組み

サイリスタは、PNPN構造と呼ばれる4層の半導体構造を持っています。この構造には、P型半導体とN型半導体が交互に配置されており、ゲート (G) 、カソード (K) 、アノード (A)と呼ばれる3つの電極があます。主にゲート (G) からカソード (K) へと流れるゲート電流を変化させることにより、アノード (A) とカソード (C) 間を流れる電流を制御することができます。

基本的な動作原理

  1. オフ状態(遮断状態)
    アノード、カソード間に電圧をかけても、ゲートに電流が入らない限り、電流は流れません。この状態が「オフ状態」です。
  2. オン状態(導通状態)
    ゲートに電流を入力すると、サイリスタがオン状態に切り替わり、アノード、カソード間に電流が流れ始めます。一度オン状態になると、ゲートの電流を取り除いても電流は流れ続けます。サイリスタにゲート電流を流してサイリスタをオン(導通状態)にすることを点弧といいます。
  3. オフに戻る
    サイリスタをオフに戻すには、アノードからカソードへの電流を一度ゼロにする必要があります。これにより、サイリスタは再び遮断状態に戻ります。サイリスタをオフ(遮断状態)にすることを消弧といいます。

サイリスタの種類

サイリスタには用途に応じてさまざまな種類が存在します。ここでは、代表的な種類をいくつか紹介します。

SCR(Silicon Controlled Rectifier)

  • 概要: 最も基本的なサイリスタで、一般的には「サイリスタ」と呼ばれるものはSCRを指します。アノード、カソード、ゲートの3つの端子を持ち、ゲート電流でオン/オフを制御します。
  • 用途: 電源制御やモーターの速度制御、照明調光などで広く使われています。特に、交流電源の制御や整流回路で効果的に機能します。
  • 特徴: 高電圧・高電流に対応できるため、産業機器や家庭用電化製品に多く採用されています。

GTO(Gate Turn-Off Thyristor)

  • 概要: SCRと異なり、ゲートに逆方向の電流を流すことでオフ操作が可能なサイリスタです。これにより、外部の回路で電流を制御しやすくなっています。
  • 用途: インバータや電車のモーター制御など、高精度な電力制御が求められるシステムで使用されます。
  • 特徴: 高速でのオン/オフが可能で、電力変換効率が高いのが特徴です。近年ではIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)が同様の用途で使用されることが増えていますが、GTOは依然として特定の用途で利用されています。

TRIAC(Triode for Alternating Current)

  • 概要: 正負両方向の電流を制御できるサイリスタです。相補的な2個のサイリスタを逆並列に接続する構成をとることで、双方向に電流を流すことを可能とし、直流だけでなく交流でも使えるようにしたものです。
  • 用途: 家電製品のスイッチや調光器など、交流電源の制御に適しています。例えば、ファンの速度制御やランプの明るさ調整に使用されます。
  • 特徴: 交流電源での双方向制御が可能であり、簡単に高電圧のスイッチングができるため、低コストでの回路設計が可能です。

まとめ

サイリスタは、電流制御に優れた半導体素子であり、高電圧や大電流を取り扱う場面で多く使われています。

高電力や高電圧の制御において、さまざまな種類のサイリスタが使用され、特に工業用途や電力制御分野での応用が進んでいます。

参考文献

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半導体のダイボンディングの解説と主な装置メーカーの紹介https://semicon-blog.com/die-bonding/Sun, 06 Oct 2024 00:51:52 +0000https://semicon-blog.com/?p=1054

ダイシングで切り出したチップを基板に貼り付ける工程がダイボンディングです。 後工程ではチップのことをダイシングをした後はダイと呼ぶことがあります。それをボンディング(接着)するので、ダイボンディングです。 今回は、チップ ... ]]>

ダイシングで切り出したチップを基板に貼り付ける工程がダイボンディングです。

後工程ではチップのことをダイシングをした後はダイと呼ぶことがあります。それをボンディング(接着)するので、ダイボンディングです。

今回は、チップを基板に固定するダイボンディングについての解説です。

ダイボンディングとは

ダイボンディングは、ダイシングをしたウェーハの中から良品のチップのみを選択し、ダイパッドに乗せてから、接着剤などで固定する工程です。

半導体デバイスの信頼性や性能に直結するため、正確かつ高精度な作業が求められます。接合不良や配置のズレがあると、電気的な不具合や動作不良が発生し、製品全体の信頼性に悪影響を及ぼす可能性があります。

ダイボンディングの手順

ダイボンディングは、ダイシングの工程でダイシングフレームにウェーハがテープで貼られた状態で行います。不良品チップは、検査工程でインクで目印を付ける事があります。

まず、良品チップを下からニードルで突き上げます。

浮いたところを真空チャックで吸着してリードフレームのダイパッド部に搬送します。

チップは接着剤が塗布された基板に載せられ、加圧とすり合わせにより接着されます。

最後に熱処理によって接着剤が固まります。

ダイボンディングの種類

ダイボンディングは、使用する接着材料や接合方法に応じてふたつの方法があります。ひとつは共晶合金結合法ともうひとつは樹脂接着法です。

共晶合金結合法

共晶合金結合法は、チップを金属リードフレームやセラミック基板に固定する場合に用いられます。

チップの裏面のシリコンとリードフレームの金メッキを400℃程度で加熱しながら圧着し、すり合わせを行うことで、Au-Si結晶合金が成形され、固着されます。

樹脂接着法

樹脂接着法は、エポキシ樹脂ベースの銀ペーストを接着剤として用い、常温から250℃程度に加熱して、加圧とすり合わせでダイをリードフレームに接着させます。

樹脂接着はあらゆる素材の基板に使えるうえ、常温から比較的低温で硬化させることができるため、広く使われる方法です。

ダイボンディング装置

ダイボンディング装置は、基板を搬送するローディング部、基板に樹脂を塗布する樹脂供給部、ダイシングされたウェーハを搬送するウェーハローディング部、基板とチップの接着を行う本体部、加熱を行う熱処理ステージ部、工程を終えたチップと基板を搬送するアンローディング部で構成されています。

主なダイボンディング装置メーカー

ASM Pacific Technology (ASMPT)

シンガポールに本拠を置くASMPTは、半導体製造装置や電子製造機器の大手メーカーであり、ダイボンディング装置分野でもトップクラスのシェアを誇ります。幅広いアプリケーションに対応した高精度のダイボンディング装置を提供しており、最新のフリップチップやワイヤーボンディング技術も開発しています。

Kulicke & Soffa(K&S)

アメリカに本社を置くKulicke & Soffaは、半導体パッケージング装置のパイオニアで、特にワイヤーボンディング装置とダイボンディング装置で世界的に有名です。半導体パッケージング市場において、幅広い技術ソリューションを提供しています。

Besi

オランダに拠点を置くBesiは、半導体製造装置を専門とするグローバル企業です。ESECシリーズのダイボンディング装置で知られています。ダイボンディング技術においても先端的なソリューションを提供しています。特に、パワー半導体やMEMS向けのボンディング装置で高い評価を受けています。

芝浦メカトロニクス

日本の芝浦メカトロニクスは、半導体・FPD前工程装置、後工程装置、真空応用装置などが主力製品です。高度なメカトロニクス技術を活用し、精密なダイボンディング装置を提供しています。半導体フリップチップボンダやFPD用ボンダでも豊富な実績があります。

株式会社新川

2019年7月にヤマハロボティクスホールディングスから新設分割で設立されたのが株式会社新川です。半導体製造装置の研究・開発・設計・製造・販売および保守サービスを行っています。フリップチップ方式のダイボンディング装置では、業界内で約30%のシェアを持っています。

まとめ

ダイボンディングは、半導体製造の最終工程の一つであり、デバイスの性能や信頼性に大きく関わる重要なプロセスです。

使用される接着材料や接合方法の選択、精密な位置決めが求められるため、技術的な精度が高く、品質管理が徹底される必要があります。

この工程の最適化により、半導体デバイスの性能向上やコスト削減が期待されます。

参考文献

  • 佐藤淳一「図解入門 よくわかる半導体プロセスの基本と仕組み」、秀和システム (2020/8/29)
  • エレクトロニクス市場研究会「図解即戦力 半導体業界の製造工程とビジネスがこれ1 冊でしっかりわかる教科書」、技術評論社 (2022/3/2)
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