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転職(就職)する時に、大企業か中小企業のどっちを選択すればいいのか悩んでいます。
中小企業から大企業に転職して、私が感じたことをお伝えします。
私は、従業員数が300人ほどの中小企業から、10,000人以上の大企業の地方の事業所に転職しました。
転職や就職の際に、大企業と中小企業のどちらを選ぶべきか悩んでいる方に向けて、私の経験をもとにそれぞれのメリットとデメリットを紹介します。
前提として、仕事内容は製造業の生産技術職です。全ての会社で当てはまるわけではありませんので、参考程度に見ていただければと思います。
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中小企業で良かったところ
いろいろな仕事に携われる
限られた人員で仕事をこなしていかないといけないので、仕事の幅は広かったです。
工作機械を使ったり、CADで図面を書いたり、設備を作製したり、修理をしたりと、様々な業務に携わることができました。生産が忙しいときには生産の手伝いをすることもあり、気分転換にもなりました。
このように多くの経験を積むことができ、スキルが身についたと感じています。
一方、大企業では仕事が担当ごとに細かく分かれているため、仕事に変化があまりありません。現在は覚えることが多く忙しいですが、長く続けると飽きるかもしれません。
転勤がない
私が勤めていた会社は、本社しか事業所がなく、転勤の可能性はありませんでした。
地元で小学校から大学、就職まで過ごした私にとって、これは大きなメリットでした。
大企業では全国や海外にも事業所があるため、転勤の可能性があります。家族や生活環境を考慮すると、転勤がないことは大きな利点です。
給与水準が高い
厚生労働省の令和5年賃金構造基本統計調査によると、企業規模ごとの月収の平均が大企業34.6.万円、中企業31.1万円、小企業29.4万円となっていました。会社の規模が大きいほど給与の水準が高くなっています。
私も転職によって年収はアップしました。
生涯賃金の事を考えると、大企業にメリットがあります。
労働環境が整っている
大企業では、中小企業と比較して人材が揃っていてるので残業時間が減りました。中小企業の時は、人手不足もあり、正直グレーゾーンなところもありました。
また、フレックスタイム制が導入されていたので、銀行や病院などに行きたい時には便利に活用しています。
コンプライアンス意識も高いので、労働時間や休暇制度がきちんと保たれている企業も多いと思います。
まとめ
大企業と中小企業には、それぞれにメリット・デメリットがあります。
私の場合、通勤時間は伸びましたが、その他の労働条件が良くなり、人間関係も良好なため、大企業に転職して良かったと思っています。
実際に働いてみないとわからないことも多々ありますが、皆さんも転職(就職)される際は、重視する項目に優先順位を付けて職場選びを進めると良いでしょう。
以上が私の経験を踏まえた大企業と中小企業の比較です。皆さんが自分にとって最適な職場を見つける一助になれば幸いです。