SEMICON BLOG
この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
転職を考えていますが、どこの業界がおすすめですか？
成長産業である半導体業界をおすすめします。
転職をする際に、年収やワークライフバランスが決まる重要な要素となるのが業界選びです。
私は自動車業界から半導体業界に転職して、年収アップやワークライフバランスの改善をすることができました。
私が半導体業界に転職をおすすめする理由は、次の3つです。
- 成長性に期待できる
- 年収アップに期待できる
- 採用数の増加に期待できる
本記事では、上記の3つの理由について詳しく解説をして、半導体業界を専門とした転職エージェントの紹介をさせていただきます。
半導体業界に転職をおすすめする主な理由は、以下の3つです。
成長性が期待できる
半導体に関する世界的な統計機関のWSTSは、世界の半導体市場動向を次のように発表しました。
2023年の世界半導体市場は前年比-8.2%であった。世界的なインフレやそれに伴う利上げ、地政学的リスクの高まりなどが個人消費や企業の設備投資等に影響し、AI関連・自動車用途を除き半導体需要は低調であった。
2024年は前年比+16.0%と再拡大を予測した。引き続き世界的に旺盛なAI関連投資を背景にメモリーや一部ロジック製品の需要が急拡大しており、これが牽引するものとみた。一方AI関連を除くと上述のマイナス要因が継続し、現在に至るまで半導体需要は低調に推移している。このため今回の会議では年後半の急回復を想定し難く、通年では多くの製品で前年比マイナス成長を予測した。
2025年は前年比+12.5%と更なる市場拡大を予測した。AI関連の需要に加え、環境対応や自動化等の成長領域を念頭に、半導体市場の継続的な成長を期待した。
引用：WSTS
2023年は世界情勢の影響でマイナス成長でしたが、2024年と2025年は1割以上の成長を予想しています。
半導体業界は、スマートフォン、自動車、家電製品、通信インフラなど、さまざまな分野で需要が高まっており、その成長性は非常に高いです。
特に、AIとEVはメガトレンドです。日本は、AI向けの半導体製造装置やEV向けのパワー半導体に強いメーカーが多いところが特徴です。
半導体業界特有の好況と不況を繰り返すシリコンサイクルがありますが、右肩上がりに成長していくシナリオがおおかたの予想となっています。
年収アップが期待できる
日本の平均年収は、令和4年度民間給与実態統計調査によると458万円です。
有価証券報告書に記載されいる平均年収から計算した半導体関連企業107社の平均年収は756万円です。
その差は、約300万円となっています。
半導体業界の年収が高い理由は、主に次の事が考えられます。
- 設備投資に多額の費用がかかるので参入障壁が高く、大企業が占める割合が高い。
- 利益率が高い企業が多く、社員の給料に還元されやすい。
- 高度な技術力や専門知識を要する業界なので、優秀な人材を確保するために待遇が良い。
各々の企業の年収を知りたい場合は、次の記事を参考にしてみてください。
【2025年版】半導体関連企業の最新年収ランキング！ 採用数の増加が期待できる
現在、半導体業界では日本国内で工場の建設ラッシュです。工場ができるということは、必然的にそこで働く人も必要になります。
- 世界最大のファウンドリのTSMCの熊本工場が完成しました。更に第2工場の建設も決定しました。
- 世界最先端のロジック半導体の開発と製造を目的とするラピダスが北海道千歳市に工場を建設中です。2025年４月の試作ライン稼働、2027年の量産開始が計画されています。
- その他、キオクシアや三菱電機、ルネサスエレクトロニクス、ローム、信越化学工業などの工場の建設が予定されています。
また、半導体製造装置大手メーカーの東京エレクトロンが2023年 第4四半期 決算説明会資料で、未来に向けた成長投資を行うと記載されています。2025年から2029年にかけて、毎年2,000人の人材を採用するようです。
出典：東京エレクトロン 2023年 第4四半期 決算説明会資料
以上のように、半導体業界では工場の新設に伴い、半導体装置メーカーの採用も増加傾向です。
転職を考えている人にとっては、半導体業界への転職はチャンスだと思います。
転職エージェントとは
転職エージェントとは、転職を希望する人の相談内容に応じて、キャリアアドバイザーが最適な求人を紹介、転職までサポートするサービスです。
転職エージェントを利用するメリットは、次のようなことが挙げられます。
- 利用料：無料
- 求人の質：厳選されている
- 求人の探し方：紹介してもらえる
- 職務履歴書の添削・面接対策：協力してくれる
- 日程調整・条件交渉：交渉してくれる
転職エージェント側にとっては成果報酬となるので、転職してもらえるように手厚くサポートしてくれます。初めて転職活動をする人や、しっかりとサポートを受けて転職活動したい人は、ぜひとも活用しましょう。
半導体業界専門の転職エージェント
半導体業界への転職に興味が湧いた方には、半導体業界を専門とした転職エージェントに登録するのがおすすめです。
私がおすすめする転職エージェントは、半導体Jobエージェントです。
半導体業界専門の転職エージェントなので、業界に特化した求人の中から提案してもらえるため、効率よく転職活動を進めることができます。
また、半導体業界が未経験でも、ご自身の職歴やスキルによってマッチした求人が見つかると思います。
半導体業界と言っても、半導体製品を製造する半導体メーカーや半導体製造装置メーカー、半導体素材メーカー、半導体商社と多岐に渡るので、一度相談してみることをおすすめします。
私の場合は、設備保全のスキルを活かして自動車業界から半導体業界の半導体メーカーに転職をして、年収もアップしました。
転職エージェントの利用手順
転職エージェントを利用する手順は以下の通りです。
転職エージェントの公式サイトから必要事項を入力して登録します。
＼専門エージェントならではの非公開求人多数／
担当のコンサルタントと対面または電話で面談を行います。現在の状況や希望などについてヒアリングを受けます。
面談結果に基づいて、適切な求人が紹介されます
職務経歴書の作成サポートや面接対策を受けられます。
応募手続きや面接日程の調整を転職エージェントが代行します。
内定後も入社までサポートを受けられます。必要に応じて条件交渉・入社日の調整・退職交渉のアドバイスなども行ってくれます。
転職が成功するかどうかは、業界選びも重要な要素のひとつです。
半導体業界は今後も成長が見込まれる業界です。今後、先細りが予想される衰退産業を選択するよりも、成長が見込める業界に転職をした方が筋の良い選択です。
成長産業に身を置くことは、年収アップやキャリアアップ、自己の成長を目標とする人にとって非常に有望な選択肢となるでしょう。
半導体業界に興味を持った方は、転職エージェントに相談をして、今後のキャリアについて考えてみることをおすすめします。
