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私は半導体工場の生産技術でエンジニアをしていますが、自己啓発で第二種電気工事士を独学で取得しました。
エンジニアに電気工事士は必要ないのでは?と思う方がいるかも知れませんが、生産技術の仕事で設備の作製や改造、保全をおこなう際に電気の知識が必要で、その勉強に第二種電気工事士はちょうどいいというわけです。すでに中堅の域ですが、新人の頃に勉強しておくべきだと思いました。
受験した当時は0歳の子どもがいたこともあり、勉強時間の確保が難しく、筆記は1ヶ月前から、技能は2週間前からの勉強開始となりました。家族の協力もあり、合格することができました。
本記事では、第二種電気工事士の私の勉強法を紹介します!
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第二種電気工事士とは、600V以下で受電する場所(住宅・小規模な店舗・事業所等)の配線や電気設備等の工事に携わることができる、電気工事に必要な国家資格のひとつです。
電気工事士の試験には、学科試験(筆記試験)と技能試験のふたつの試験があります。学科試験に合格した人が、後日、技能試験を受けることになります。
学科試験の合格率は例年60%前後、技能試験の合格率は70%前後で難易度はそれほど高くありません。
学科の勉強方法は、暗記問題がほとんどなので参考書を繰り返し読んで覚えることです。
私が使用した参考書は、「ぜんぶ絵で見て覚える 第2種電気工事士学科試験 すい~っと合格」シリーズです。イラストが多く、解説がわかりやすいので初心者におすすめできる一冊です。メルカリなどを活用すると安く購入できます。
まず1週目はじっくり読んで内容をある程度理解します。次に参考書の後半に過去問題があるので、理解度の低いところを洗い出します。そして、理解度の低いとこを中心に2週、3週・・・と繰り返し読んで覚えます。
参考書の赤字になっているところや出てくる数字は必ず覚えましょう。
また、仕事の昼休みや空いた時間はアプリで勉強しました。Androidアプリですが「第二種電気工事士 筆記試験対策」が使いやすかったです。
そして仕上げは、過去問です。電気技術者試験センターのサイトに「第二種電気工事士試験の問題と解答」があるので、3年分くらいはやっておくといいでしょう。
まずは、工具セットと技能試験練習材料セットを用意しましょう。
工具セットは、ホーザンの電気工事士技能試験具工具セット DK-28が使いやすくておすすめです。
技能試験練習材料セットは、アマゾンや楽天で購入できます。私は、工具の扱いには慣れている方だったので2回分にしましたが、慣れていない方は3回分あると安心です。
これらは試験が近くなると売り切れになることがあるので、早めに購入しておくことをおすすめします。また、メルカリなどで購入するか、試験後に売ることで費用を抑えることができます。
本題の勉強方法ですが、私はホーザンのYoutubeチャンネル「電工試験の虎」を見ながら施工の練習をしました。複線図の書き方や施工のポイントを分かりやすく解説されているので非常におすすめ。
技能試験で絶対に理解しておかないといけない事が複線図の書き方です。紹介した参考書にも解説されていますが、ホーザンのYoutubeチャンネルを見ながら一緒に書いていくほうが理解しやすいと思います。
施工の練習も、動画を見ながら並行して練習することでミスや勘違いを無くす事ができると思います。
候補問題は13問あるので、勉強時間を1日2時間確保して、2問ずつ練習していければ十分間に合うと思います。
それでは、第二種電気工事士の勉強方法のポイントまとめです。
- 参考書の赤字と数字は必ず覚える。
- 過去問を解けるようにする。
- 複線図の書き方を理解する。
- 動画を見ながら施工の練習をする。
第二種電気工事士は国家資格の中では難易度が易しい方ですが、勉強はしっかりしないと合格することはできません。
今回、紹介した勉強方法が皆さんの参考になれば幸いです。