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危険物取扱者乙種4類の独学の勉強方法を紹介

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当ブログでは、半導体工場のおすすめの資格として危険物取扱者を紹介しています。

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その中でも、危険物取扱者乙種4類(乙4)は年間20万人以上が受験している人気の資格です。

乙4は持っていると就職や転職の時のアピールポイントになったりするので、取得しておくと何かと役に立つ資格のひとつです。

本記事では、危険物取扱者乙種4類の概要と勉強方法について解説します。

危険物取扱者乙種4類とは

危険物取扱者乙種第4類とは、ガソリンやアルコールなどの引火性液体を扱うための国家資格です。危険物取扱者の資格の中でも、ガソリンや軽油などの身近な石油類の取り扱いができるようになる乙4は人気が高いです。就職やスキルアップにつながる資格と言えます。

試験は、マークシート方式で5つの選択肢の中から解答を1つ選ぶ方式です。試験時間は120分です。試験科目は下記の3つあり、各科目60%以上の正答率が必要となります。 

危険物に関する法令15問(9問以上正解)
基礎的な物理学および基礎的な化学10問(6問以上正解)
危険物の性質ならびにその火災予防および消火の方法10問(6問以上正解)

合格率は平均すると30~40%程度で、他の乙種試験の合格率が70%前後なのに対し最も低いです。合格率が低い理由は、2つあります。ひとつ目は、受験者数が他の乙種と比べて多い分、しっかり勉強していない人が一定数いる事が考えられます。ふたつ目は、他の乙種試験の免状を有している場合、「法令」と「物理学及び化学」が免除されます。つまり、初めに乙4に合格していると他の乙種の学習コストが下がり合格しやすくなります。

乙4を取得するメリットは次のようなことが挙げられます。

  • 就職・転職に有利
    ガソリンスタンド、化学工場、石油運搬企業など、第4類危険物を扱う多くの職場で需要が高く、「乙4種歓迎」とされることが多いです。
  • キャリアアップ
    資格手当の支給や昇進の要件となる場合があります。
  • 他乙種試験の免除
    乙4を取得すると、他の乙類試験において「危険物に関する法令」と「基礎的な物理学および基礎的な化学」の2科目が免除されます。

危険物取扱者乙種4類の勉強方法

乙4はマークシート方式ですが、暗記問題や計算問題があるので勉強をしなければ絶対に合格できません。法令に関わる細かい数字を覚える必要もあるので、一夜漬けでは難しいです。

合格に必要な勉強時間は、一般的に40~60時間程度と言われています。遅くとも、試験日の2ヶ月前には始めると安心です。合格率こそ低めですが、しっかり勉強することで確実に合格できます。

乙4は、テキストを購入して独学で学習することは可能です。自己管理能力が高く、効率的に学習できる人は独学が向いていると思います。

独学のメリット・デメリットは次の通りです。

独学のメリット

  • テキスト代だけで済むため、金銭的負担が少なくて済む。
  • 自分のペースで学習できる。

独学のデメリット

  • 一人で学習を進めるため、やる気の維持が課題となる。
  • 正しい理解や効率的な学習方法を自分で見つける必要があり、時間がかかる場合がある。

効果的な学習サイクル

乙4は暗記問題なので、テキストを読んで知識をインプットしてから、問題集や小問題を解きアウトプットします。そして、インプットとアウトプットを繰り返すサイクルが最も効率的な勉強方法です。

最初のインプットでは深く理解しようとせず、わからない箇所は読み飛ばしても大丈夫です。次のアウトプットで解答を確認し、間違えた問題や理解不足な箇所をテキストに戻って確認・理解します。

再度問題を解き、知識の定着を図ります。

試験は全科目で60%以上の正解率があれば合格できます。すべての問題を解けるようになる必要はなく、どうしても理解できない部分は割り切って次に進むことも効率的です。

学習の順番

学習する科目は、次の順番がおすすめです。

  1. 基礎的な物理学および基礎的な化学
    燃焼の仕組みなど、他の科目と関連性が高いため、最初に基礎を固めることで後の学習がスムーズになります。中学〜高校レベルの化学反応式、燃焼条件、物質の性質などが問われます。理系が苦手な場合は苦戦しやすいですが、「炎色反応」「発火点」「蒸気比重」など、言葉の定義と用途を覚えるだけでも点数が伸びます。
  2. 危険物の性質並びにその火災予防および消火の方法
    危険物第4類(ガソリン、灯油、エタノールなど約20種類)の引火点・発火点・燃焼範囲・消火方法を徹底的に暗記しましょう。指定数量」は必ず覚えるべき重要事項です。 日常生活と関連付けて復習することも効果的です。
  3. 危険物に関する法令
    暗記要素が多いため、記憶が新しいうちに試験に臨めるよう、最後に集中して取り組むのが効率的です。指定数量」「貯蔵・取扱い方法」「届出・罰則」などが頻出です。数字や分類は表でまとめて暗記し、過去問で頻出パターンを繰り返しましょう。

学習におすすめのテキスト

オススメのテキストは、下記の「この1冊で合格! 教育系YouTuberけみの乙種第4類 危険物取扱者 テキスト&問題集」です。テキストと問題集が一緒になっているので効率よく学習できます。

まとめ

以上、危険物取扱者乙種4類の勉強方法について解説しました。

乙4試験は、適切な計画と継続的な学習、そして苦手分野の克服に焦点を当てることで、多くの人が独学でも合格できる現実的な国家資格です。

興味のある方は、ぜひ挑戦してみてください。